Woxna の旅は、鋼鉄に関する疑問から始まりました。Zebulon Kane が、高級ナイフと斧、そして古くて錆びたノコギリを描いた Instagram の投稿を見て、当社の創設者の 1 人が、なぜ本当に素敵な木製のハンドルとステンレススチールの刃を備えた高級ノコギリを作れないのかと疑問に思いました。

厳しいテスト、サプライヤーとの話し合い、そして工場のチームの数十年にわたる経験の蓄積を経て、2 つのブレード オプションを完成させました。1 つは黒色酸化コーティングを施した高炭素鋼製で、もう 1 つは 10C28Mo2 ステンレス鋼製です。どちらも優れた性能を発揮するように設計されており、それぞれに独自の長所があります。

10C28Mo2ステンレス鋼: 刃の錆びはもうありません

メンテナンスの手間が少なく、耐腐食性があり、優れた切断性能を発揮するブレードを求めるユーザーには、10C28Mo2 ステンレス鋼で作られたモデルをご用意しています。この高性能鋼は、その強靭性、耐腐食性、鋭い刃先を維持する能力でよく知られており、過酷な環境や屋外での長期使用に最適です。

• 耐腐食性: 10C28Mo2 の際立った特徴の 1 つは、モリブデン (Mo) の添加による高い耐錆性です。湿った環境、湿度の高い気候、沿岸地域で作業する場合でも、このブレードは最小限のメンテナンスで錆びることなく、どのような状況でもいつでも作業を開始できます。 

• 刃持ちと鋭さ: 炭素含有量が 0.53% のこの鋼は、硬度と靭性の完璧なバランスを実現しています。ロックウェル硬度 57 ～ 59 HRC に熱処理された10C28Mo2 ブレードは、もろくなることなく鋭い刃先を保ちます。軟材でも密度の高い硬材でも、このブレードは最小限の労力できれいで正確な切断を実現します。 

• テスト済みで実証済み: 10C28Mo2 を選ぶのは簡単ではありませんでした。この特定の配合にたどり着くまで、さまざまなステンレス鋼をテストしました。一部の鋼は柔らかすぎ、他の鋼は刃先が立たないという問題がありました。しかし、炭素とモリブデンの独自の配合を持つ 10C28Mo2 は、切断性能と耐久性の両方において最良の選択肢であることが証明されました。これは、長持ちする折りたたみ式ハンドソーに最適なステンレス鋼であると確信しています。
  
  
• スウェーデン製: 当社のステンレス鋼はスウェーデン製であり、優れた品質とより持続可能な生産を保証します。

黒色酸化コーティングを施した高炭素鋼

生の切断力と靭性を優先する方には、当社の高炭素鋼モデルが最適です。高炭素鋼は、その優れた刃持ちと切断強度により、木工職人や工具製作者から長年にわたり高く評価されてきました。

• 選択的硬化: このモデルでは、刃のみが硬化されており、刃全体が脆くなることなく、最大限の鋭さと切断効率が確保されています。刃の残りの部分は、欠けたり折れたりすることなく、厳しい作業に対応できる十分な柔軟性を維持しています。この選択的硬化プロセスにより、刃全体の完全性を維持しながら、木材をバターのように切断する歯が作成されます。 

• 黒色酸化皮膜とクリアコーティング: カーボンスチールを錆から守るために、黒色酸化皮膜とクリアコーティングを施しています。これにより耐腐食性が向上するだけでなく、黒色がオーク材のハンドルに印象的なコントラストをもたらします。カーボンスチールは当然ながらステンレススチールよりもメンテナンスが必要ですが、当社の表面仕上げにより、必要なメンテナンスの量が大幅に軽減されます。 

なぜ 2 つのモデルがあるのですか?

私たちは適切な素材を選ぶ際に近道をしませんでした。各モデルは特定のユーザーを念頭に置いて設計されています。 

• 高炭素鋼モデルは、比類のない切断力を望み、ツールに少し余分な注意を払うことをいとわない純粋主義者向けです。 

• 10C28Mo2 ステンレス モデルは、切断性能を犠牲にすることなく、メンテナンスの手間がかからない鋸を求める方に最適です。この鋸は、あらゆる天候での使用に最適で、過酷な環境でも錆びにくく、切れ味が長持ちします。 

結局のところ、すべてはお客様のニーズと好み次第です。当社の高炭素鋼モデルと 10C28Mo2 ステンレス鋼モデルはどちらも優れています。どちらを選択しても、耐久性と性能を考慮して選ばれた素材を使用して、パフォーマンスを重視して作られたのこぎりを手に入れることができると確信できます。